停電が発生して電気が使えなくなった状況では、代わりの電力として乾電池に頼ることが多くなります。
最近は充電式の電気機器も増えてきましたが、内臓のバッテリーが切れたら使えなくなってしまうものは、どうしても使い勝手が悪いですよね。
電池式なら乾電池さえストックしてあれば、電池を交換することで使い続けることが出来ますし、電池自体は他の電気機器と共有して使うことができるため、非常時の電源として頼りになります。
ですが、乾電池をストックしておく際に気になるのは、やはりどのサイズをどれくらい備蓄しておけばいいのか? ということ。
単三や単四電池は普段から使うことが多いですが、非常用の防災グッズのなかには、単一や単二形の乾電池が必要になるものも少なくありません。でもそのために普段は使わないサイズの電池をストックしておくのも、ちょっと気が引けたりするものです。
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非常時には単三電池が貴重品になる
日常生活では、一番使用頻度が高いのは単四電池と単三電池だと思います。
最近は色々な機器のサイズがコンパクトになってきたので、単四電池を使う機会もぐっと増えましたよね。
なのでお店などでも、単三と単四の電池は手に入りやすいですし、コンビニでも売ってますからわざわざ備蓄するまでもないと思われるかもしれません。
ですが、災害時には特に単三電池が一気に貴重品になります。実際に過去の災害の際にも、コンビニやスーパーなどで単三電池が品切れになり入手困難になってしまった事例もあるのです。
単一・単二電池はそもそもあまり売ってませんし、単三電池が売り切れてしまうと、単四電池くらいしか手に入らなくなってしまいます。
つまり、単一・単二電池だけでなく、単三電池も普段から備蓄しておく必要があるのです。
単一・単二電池にはスペーサーで対応しよう
非常時に備えて単一・単二電池、そして使う機会が多く災害が起こってからでは手に入りにくい単三電池をそれぞれストックしておくとなると、種類ごとにそれぞれ買い揃えなくてはいけなくてなかなか大変ですよね。
そんな時に便利なのが、電池のサイズを変換するスペーサーです。
こちらの製品はそれぞれ単三電池を単一・単二電池のサイズに変換できるスペーサーで、中に単三電池を入れることで、単一・単二電池として使用することが出来ます。
価格も安いですし、これさえあればサイズ別に電池を備蓄しておく手間から解放されるのでとてもおすすめです。
我が家でも電池ストックはこのスペーサーを活用して、単三電池をメインに保管しています。
停電時に役立つ備蓄用のおすすめ電池はこちら
スペーサーなどを利用して、単三電池を主にストックする場合、普段から単三電池を使うのであればそんなに気を遣う必要はないと思います。
いつも使っている電池を多めにストックしておいて、それを順番に使いながら買い足していくので十分です。
普段はあまり電池を使用しない場合や、エネループなどの充電池で賄っているご家庭の場合は、長期保存ができるタイプの乾電池を備蓄されるのがおすすめです。
Panasonic アルカリ乾電池 10年保存可能 液漏れ防止
日常的に電池を使用していて、よく取り換えるご家庭なら問題はないのですが、防災用に長期間備蓄する場合は液漏れ防止対策にこういった製品を選ぶのが良いと思います。
10年保存可能ということで、かなり長期間ストックしておけますし、1セット用意しておけば安心ですね。
まとめ
災害時や停電時に困らない乾電池のストックの仕方について、実際に災害時に入手困難になったケースなども踏まえてご紹介しました。
こちらに紹介した製品以外にも、電池スペーサーは色々な種類がありますので、ニーズに合わせて選ばれるのが良いと思います。
停電時には乾電池があると本当に安心ですので、是非備えておいてくださいね。